他人には全く役に立たない備忘録です。調べ物、調査中の記事、情報になる前段階のアイデア等が多く含まれます。したがって情報は正確ではありません。

   

2008年11月20日木曜日

イージス艦がミサイル迎撃失敗

前々からミサイル防衛システムは、制度が低くその割に費用が高額だと言われていた。むしろ、前回こんごうが成功したことがポジティブサプライズだったほど。発射時刻、角度、方向、標的を知らされずに北朝鮮から飛んでくるミサイルを、打ち落とす。しかも、ミサイルをミサイルで撃ち落とすというのだから、まあ、なんというか初めから無理な話っぽい。鳩山由紀夫がいっていたが、中学生的な発想のレーザービームとかレーザーバリアのようなものでミサイルを防ぐシステムを開発しないとだめだろう。きっとそういう新システムの方が命中精度だけではなくコストパフォーマンスも良いのだろう。

費用60億円の迎撃ミサイル発射実験、海自が失敗

 防衛省に入った連絡によると、海上自衛隊のイージス艦「ちょうかい」は19日午後4時20分(日本時間20日午前11時20分)ごろ、米ハワイ沖の太平洋上で弾道ミサイルを大気圏外で迎撃するミサイル「SM3」の発射実験を行ったが、失敗した。
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 海上発射型による弾道ミサイル防衛の実射実験は昨年12月、イージス艦「こんごう」が成功しており、今回が2回目の実験。今回の実験失敗は日本が進めるミサイル防衛(MD)の計画についても大きな影響を与えるとみられる。

 海自側は前回、米軍側が模擬弾を発射する時間を事前に知らされていたが、今回は知らされていなかった。実験は実戦形式で行われ、ちょうかいがレーダーを使って模擬弾発射を探知して、追尾、実際にSM3を発射したが、模擬弾の迎撃に失敗したという。実験にかかった費用は約60億円とされる。

 日本のミサイル防衛は、海上からイージス艦が迎撃ミサイルSM3を発射し、撃ち漏らした場合、地上発射型の地対空誘導弾PAC3が再迎撃する二段構えとなっている。

 今年9月には、米ニューメキシコ州でPAC3の実射実験が成功していた。
(2008年11月20日14時03分 読売新聞)

via: 費用60億円の迎撃ミサイル発射実験、海自が失敗 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)