ソニーの電化製品の耐久性に関する噂で、品質管理が裏目に出て保証期間が切れた直後に故障する例がよく見られるとされる点から発生したと考えられる都市伝説。
これが転じ、中には「新製品に買い替えてもらえるようにする為、保証期間だけ持たせるのに必要最低限の強度や耐久性しか設定されていない」「保証期間が切れた直後に回復不能な故障を発生させ買い替えを促すための何らかの仕掛けが内蔵されている」といった流言飛語が付随する場合もある。
携帯オーディオ機器など、同社が小型化や形状デザインを最優先して十分な性能や強度を確保できないファッション的な製品を強く押し出すようになった時期から、次第に「ソニー製品は壊れやすい」というイメージが醸成され、また有名メーカーであることから使用者の絶対数も多く故障もそれに比例して発生していたといった事情によるものと推測される。
1980年代前半に家庭用VTRにおいて耐久性が著しく悪いと消費者に裁判を起こされている。